美しい自然と歴史あるまち並みが広がるのどかな雰囲気が特徴の高知県安芸市。
歴史ある城下町の雰囲気を色濃く残し、まちには地元ゆかりの岩崎弥太郎の足跡に触れることができる場所も。
海沿いの風景や洞窟などの風景も魅力的で、日常の喧騒を忘れてのんびりと過ごすにはうってつけの場所です。
本記事では、高知県安芸市のおすすめ観光スポットについてご紹介していきたいと思います。
高知県安芸市のおすすめ観光スポット
ごめん・なはり線
まずは2002年7月に開通した日本最後のローカル新線であるごめん・なはり線から。
高知県東部に位置する南国市と奈半利町を結ぶ全長42.7キロメートルの路線です。
路線内の全21駅すべてに高知出身の漫画家・やなせたかしが考案したオリジナルキャラクターがおり、観光客を迎えてくれます。
土佐湾沿いに続く線路から見える車窓の景色も素敵。
潮風を感じながら美しい海の風景を楽しむことができます。
安芸駅ぢばさん市場
ごめん・なはり線安芸駅に併設されている商業施設。
地元で採れた新鮮な野菜や魚、地元の特産品などが販売されています。
観光客だけでなく地元の方々も多く利用しており、お弁当やお総菜、焼きたてパンなども購入可能。
レンタサイクルの無料貸出も行っているので、ぜひ利用してみてください。
安芸城跡
かつてこの地を治めた戦国武将・安芸氏が築いたお城。
江戸時代に入ると土佐藩家老・五藤氏が拠点とし、ここを中心にまちを整備しました。
虎口や土塁などの遺構が一部残っており、当時のお城の様子を知ることができます。
安芸市立歴史民俗資料館
安芸城跡の敷地内にある歴史資料館。
五藤氏に伝わる古文書や美術品と言った歴史資料のほか、地元と関わりの深い岩崎弥太郎、弘田龍太郎、黒岩涙香らゆかりの品々も収蔵・展示されています。
企画展も行われており、安芸観光の際は隣接する書道美術館とあわせてぜひ見学したい場所です。
安芸市立書道美術館
安芸城跡の敷地内にある、全国で初めての書道専門美術館。
安芸市は古くから書道が盛んであり、川谷横雲、尚亭兄弟、手島右卿、南不乗といった近現代の著名な書家を輩出しているのだそう。
収蔵する作品の展示のほかに、「安芸全国書展」や「全国書展高校生大会」といった書展も開催されています。
「書の殿堂」として全国から多くの方が訪れる美術館です。
土居廓中
安芸城に入った土佐藩家老・五藤氏が整備したまち並みが残る土居廓中。
現在もいくつか武家屋敷が残っており、歴史を感じる風情あるまち並みが広がっています。
廓中で暮らしていたのは武士のみであったと言われており、明治時代以降もここへ立ち入る際は頬被りや鉢巻を取っていたそうです。
野村家
いくつか現存する土居廓中の武家屋敷の中で一般公開されている唯一の家屋である野村家の邸。
天保年間に建てられたとされており、武者返しや小さな庭、菜園などがあります。
無料で中を見学できますので、安芸を訪れた際はぜひ見学してみてください。
野良時計
地元の名士であった畠中源馬という人物が手作りで作り上げた時計。
まだ時計を持っている家庭が少なかった明治時代に、米国製の時計を分解し、歯車や分銅まですべての技術を身に付けて組み立てたのだそう。
野良仕事をしている時でも時間を知ることができたため、その名が付いたとされています。
個人宅にあるものですので内部を見学することはできませんが、歴史情緒あるまち並みとレトロな雰囲気の時計が合わさった独特な景観を見ることができます。
岩崎弥太郎生家
明治時代に活躍した実業家・岩崎弥太郎王の生家。
もとはこの場所から3キロメートルほど離れた井ノ口一ノ宮という場所にあったのを修復保存して移してきたものです。
弥太郎自身は浪人の息子でしたが、その先祖は安芸氏や長曾我部氏に仕えた家でした。
「東洋一の海上王」とも呼ばれた彼の原点に触れることができる場所です。
伊尾木洞
国道のすぐそばにあるにもかかわらず、少し前までは地元の方しか知らなかったという神秘を感じる洞窟。
古くはこの周辺は海であり海洋浸食によってできたこの洞窟は、高さ5メートル、幅4メートル、全長40メートルほどの大きさになります。
貝の化石なども見られる、時を閉じ込めたタイムカプセルのような洞窟内部とそこを抜けた先にあるシダ群落が非常に美しい場所です。
まとめ
安芸のおすすめ観光スポットについてご紹介しました。
土佐湾に面し、歴史あるまち並みが広がる高知県安芸市。
海沿いを走るローカル鉄道や美しい自然を感じる洞窟、歴史あるまち並みなど、見どころが満載。
地元出身の著名人である岩崎弥太郎ゆかりの場所や、全国的にも珍しい書道の美術館もあります。
観光スポットがコンパクトにまとまっていますので、徒歩でも十分に観光を楽しめます。
また、まち並みの散策とともに、ぜひ釜揚げしらすなどのご当地グルメもご堪能ください。