伏見を代表する世界遺産!醍醐寺の歴史・見どころ

伏見を代表する世界遺産 醍醐寺の歴史・見どころ

伏見の定番観光スポットとして人気を集め、世界遺産にも登録されている醍醐寺。
広大な境内では1100年以上にも及ぶ長い時間の流れを感じることができます。

貴重な建物や宝物が多く残されており、非常に見ごたえのあるお寺です。

本記事では、醍醐寺の歴史や見どころについてご紹介していきたいと思います。

貴重な建物や宝物を多く持つ世界遺産の寺院

真言密教の中心的寺院でもあり、伏見を代表する世界遺産である醍醐寺。
五重塔や薬師堂をはじめ、境内のほとんどの建物は重要文化財や国宝に指定されているほか、数多くの貴重な宝物も所蔵しています。

修学旅行などで訪れたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

貴重な宝物や建物は見て周るだけでも古来より多くの人々の信仰やその迫力を感じることができるのですが、辿って来た歴史を知ることでより深く参拝を楽しむことができます。

少し山道を歩くことになりますが、醍醐寺のはじまりを感じることができる上醍醐にもぜひ足を運んでお参りしたいですね。

ここからは、醍醐寺の歴史や見どころについてご紹介していきたいと思います。

醍醐寺のはじまり

醍醐寺は平安時代のはじめごろに聖宝理源大師によって開かれました。

山頂の湧き水を飲んで「甘露。甘露。ああ醍醐味なるかな」と言っていた老人との出会いがお寺の創建に繋がったことから「醍醐寺」の名前が付いたとされているそうです。
その水は今も湧き出しており、「醍醐水」と呼ばれています。

醍醐天皇や穏子皇后の帰依によって薬師三尊を法案する薬師堂や鎮護国家のために五大明王を奉安する五大堂などを建てて山頂付近の上醍醐を開きました。

また、下醍醐の伽藍建立も進み、朱雀天皇や村上天皇の時代には法華三昧堂や五重塔などがつくられ、現在に近い体裁が整います。

権力者たちと醍醐寺

醍醐寺は時の権力者たちとも深い関わりを持ったお寺です。

平安時代末期に活躍した白河上皇や源氏によって山一帯の御堂が整えられたほか、鎌倉時代には密教芸術の中心的な存在として権威を高めます。

南北朝時代、室町時代と足利氏の庇護を受け、安土桃山時代には豊臣秀吉による「醍醐の花見」の開催によって中興されました。

江戸時代に入ってからも修験道の興隆に貢献するなどして守られてきた醍醐寺ですが、明治時代に入ると廃仏毀釈の影響を大きく受けてしまいます。

荒廃が進んでしまった醍醐寺でしたが、数多くの貴重な宝物は大切に継承されました。
山一帯が史跡とされた醍醐寺は世界文化遺産にも登録され、今や国内外から多くの観光客が訪れる場所となっています。

醍醐寺の見どころ

では、醍醐寺の見どころについてご紹介していきたいと思います。

伽藍

総門から境内へ入り、西大門(仁王門)をくぐると、重要文化財に指定されている清瀧宮本殿が見えてきます。

その奥には豊臣秀吉の命によって和歌山の湯浅から移築された金堂が、さらに奥には朱雀天皇・村上天皇がつくらせ、壁面の密教絵画で知られる五重塔があり、いずれも国宝に指定されています。

他にも多くの御堂が点在しており、醍醐寺が歩んできた長い歴史と壮麗な仏教建築を堪能できるエリアです。

上醍醐

醍醐寺発祥の地であり、聖宝理源大師にまつわる創建の縁起において「ああ醍醐味なり」と感嘆したとされている醍醐水が湧き出しているエリア。
女人堂からしばらく険しい山道を登っていく必要がありますが、豊かな自然と長い歴史の中で積み重なって来た人々の信仰を感じられる場所です。

国宝に指定されている清瀧宮拝殿、薬師堂のほか、豊臣秀吉が再建した重要文化財の如意輪堂、開山堂が並んでいます。
秀吉が晩年に行った「醍醐の花見」では、徳川家康とともに下見に訪れたそうです。

三宝院

醍醐寺の本坊に当たる三宝院。
12世紀に創建され、歴代の座主が居住しています。

国宝に指定されている唐門、表書院をはじめ、構成する建物の大半は国の重要文化財に指定されています。

特に国の名勝にも指定されている庭園は豊臣秀吉が「醍醐の花見」を行う際に自ら手がけており、桃山風の華やかさのある景観を楽しめる庭です。

霊宝館

数多くの貴重な文化財を所有している醍醐寺。
国宝や重要文化財に指定されている宝物だけでも7500以上もあり、トータル10万点以上にも及ぶ膨大なコレクションを誇ります。

そのほとんどが日本の仏教美術において非常に大きな意味を持つもので、彫刻、絵画、工芸、古文書など、ジャンルも多岐に渡ります。

春と秋の年2回特別展が行われるので、ぜひ足を運んでみてください。

まとめ

醍醐寺の歴史や見どころについてご紹介しました。

世界遺産にも登録されており、伏見を代表する人気観光スポットである醍醐寺。
長い歴史を持ち、皇室や時の権力者たちとも深い関わりを持つお寺です。

少し山を登らなければなりませんが、体力に自信のある方はぜひ醍醐寺発祥の地である上醍醐の方へも足を延ばしてみてください。

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