今大注目の北陸!敦賀の定番観光スポット

今大注目の北陸 敦賀の定番観光スポット

古くから湊町として栄えてきた敦賀。
北陸新幹線の金沢~敦賀間の延伸もあり、東京方面からのアクセスが格段に便利になりました。

近年、観光地としての注目度が高まりつつある北陸。
鉄道、レトロなまち並みや歴史ある神社仏閣、新鮮な日本海の幸やソースカツ丼をはじめとしたグルメなど、さまざまな楽しみ方ができる敦賀。

主要な観光スポットは敦賀駅付近に固まっており、車なしでも気軽に観光できるのも魅力です。

本記事では、敦賀の定番観光スポットについてご紹介していきたいと思います。

敦賀へのアクセス

まずは、敦賀へのアクセスについて見ていきましょう。

鉄道を利用する場合、東京駅から敦賀駅までは北陸新幹線で3時間強ほど。
東海道新幹線で米原まで向かい、特急サンダーバードに乗り換えて向かうこともでき、その場合はトータルで3時間弱ほどです。

大阪駅、京都駅からは、特急サンダーバードを利用してそれぞれ80分、1時間ほどです。
名古屋駅から向かう際も東海道新幹線を利用し、米原を経由して特急サンダーバードに乗り換えるルートが一般的で、トータル1時間ほどで到着します。

飛行機でアクセスする場合は、小松空港で着陸。
小松空港から小松駅まではリムジンバスで15分ほど。
小松駅から敦賀駅までは特急で1時間ほどかかります。

また、敦賀市内の観光には周遊バスの利用が便利です。

敦賀の定番観光スポット

ここからは、敦賀の定番観光スポットについてそれぞれ見ていきたいと思います。

旧敦賀港駅舎(敦賀鉄道資料館)

「欧亜国際連絡列車」の主要発着駅であった敦賀港駅舎を再現した建物。

「欧亜国際連絡列車」は、明治時代に開業し、新橋‐金ヶ崎(後に敦賀港駅と改称)間を結んでいた鉄道。
敦賀港からはウラジオストク行きの直行船に連絡しており、そこからシベリア鉄道に乗ればヨーロッパへと繋がっていました。

当時、日本からヨーロッパへと向かう主な手段は船で、片道1ヶ月もかかる長旅でしたが、ウラジオストクと繋がり、シベリア鉄道を利用することで東京~パリ間の移動はわずか17日で可能に。
古くから海外との窓口として機能していた敦賀湾ですが、明治時代においてもヨーロッパへの玄関口として重要な役割を果たしていたのです。

建物内部は鉄道資料館になっており、信号機などの実物資料や鉄道模型、パネルや複製資料による展示が行われています。

敦賀赤レンガ倉庫

明治時代、石油貯蔵用倉庫として外国人技師によって設計された赤レンガ倉庫。
軍の備品倉庫や昆布貯蔵庫としても利用されていました。

明治時代から昭和にかけての敦賀港の様子が再現された北棟の「ジオラマ館」と、赤レンガのレトロな空間で食事が楽しめる南棟の「レストラン館」に分かれており、ノスタルジックな雰囲気を感じながら敦賀港ならではの体験ができます。

海風を感じながら散策が楽しめる「オープンガーデン」ではイベントが開催されていることも多いので、ぜひそちらにも足を運んでみてください。

建物は国の登録有形文化財となっています。

氣比神宮

1300年以上の歴史を持つと言われている、敦賀屈指のパワースポット。
越前国一之宮、北陸総鎮守として古くから人々の信仰を集めてきました。

国の重要文化財にも指定されている大鳥居は、奈良県の春日大社、広島県の厳島神社の鳥居とともに日本三大木造鳥居と呼ばれており、迫力と歴史を感じます。

観光のメインスポットであるのはもちろん、地元の人々からは「けいさん」と呼ばれ親しまれているそうです。
松尾芭蕉ゆかりの地としても知られており、境内には芭蕉の銅像や句碑があります。

また、敦賀駅から氣比神社を結ぶ「敦賀シンボルロード」と呼ばれている商店街には、かつて「欧亜国際連絡列車」の発着駅があったことにちなんで「銀河鉄道999」や「宇宙戦艦ヤマト」のモニュメントが設置されているそうなので、ぜひ探しながら歩いてみてください。

氣比の松原

佐賀県の虹の松原、静岡県の三保の松原とともに日本三大松原と称されることもある景勝地。
夏は多くの海水浴客でにぎわいます。

遊歩道が整備されているので、潮風に吹かれながら散歩するのもおすすめです。

金ヶ崎城跡

南北朝時代に恒良親王と尊良親王を守り戦った新田義貞が足利軍とぶつかった場所。
戦国時代には、豊臣秀吉が浅井長政の裏切りにより激しい撤退戦を経験した「金ヶ崎の退き陣」の舞台にもなりました。

見晴らしの良い小高い山に築かれていたお城で、頂上からは敦賀湾を一望できます。

金崎宮

金ヶ崎城跡の麓に位置する神社。
「金ヶ崎の戦い」で敗死した恒良親王と尊良親王をお祀りしており、桜の名所としても知られています。
難関突破と恋にご利益があるそうです。

まとめ

敦賀の定番観光スポットについてご紹介しました。

古くは海外との重要な窓口のひとつであり、近代に入ってからはヨーロッパへの玄関口であった敦賀。
古代の歴史ロマンと明治~昭和期のレトロな雰囲気を感じられる港町であり、魅力的なグルメも揃っています。

ぜひ敦賀で港町の歴史と美味しい日本海の幸を堪能してください。

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