飛行機や新幹線などの高速移動手段が発展するなかで、それらとはまた違った旅の楽しみ方ができる観光列車。
山陰・山陽地方には、ぜひとも乗ってみたい魅力的な観光列車がたくさんあります。
走っている地域も、その特色も実にさまざまです。
本記事では、山陰・山陽地方のおすすめ観光列車についてご紹介していきたいと思います。
山陰・山陽地方のおすすめ観光列車
TWILIGHT EXPRESS 瑞風
『「瑞穂の国」と呼ばれる美しい日本に、新しいトワイライトエクスプレスという風が幸せを運んでくる』というコンセプトのもと名付けられた、JR西日本を代表するラグジュアリー寝台列車。
日本の原風景とも言える美しい景色が広がる山陰・山陽地方を、ホテルのような上質なデザインの内装と一流シェフが監修する沿線の食材をふんだんに使用した料理とともに堪能できます。
1泊2日で山陰・山陽それぞれを巡るコースや、2泊3日で山陰・山陽を横断して各地域の美しい自然や歴史あるまち並みを巡るコースなど、いつもとは違った贅沢な旅が体験できる豪華寝台列車です。
WEST EXPRESS 銀河
期間限定で運行され、JR西日本沿線の魅力的な観光地を巡る長距離列車。
運行期間やルートなどはその時々により異なり、2026年度は4月3日(金)~7月1日(水)に京都・大阪各駅から出雲市駅までを結ぶルートが運行される予定です。
それぞれの地域の名物や特産品を堪能できる駅弁やおもてなしのほか、伝統工芸品の販売、地酒やスイーツのテイスティング、各種イベントなどさまざまな旅の楽しみが詰まっています。
さまざまなタイプの座席を備えた車両も魅力的で、リクライニングシートを備えた普通席からファミリーキャビン、横になれるクシェット席、個室、フリースペースなど、予算やこだわりに合わせてぴったりなくつろぎの空間を堪能できます。
ラ・マル・ド・ボァ
岡山駅を起点に、宇野、三原、日生、琴平の4方向へ延びる観光列車。
こだわりのインテリアとアルパ奏者の上松美香氏が手掛けるオリジナルBGMが織りなす落ち着いた車内の雰囲気が魅力的。
瀬戸内の美しい景色をサイクリングで巡れるよう、車内には自転車を置くことができるサイクルスペースも完備されています。
スイーツや駅弁、ジュースなど、地元の特産品をふんだんに使用したお食事も旅の楽しみのひとつです。
etSETOra
「たくさんの」「多くの」という意味もある広島弁の「えっと」という言葉にちなみ、ラテン語で「その他いろいろ。等々。…など。」を意味する「エトセトラ」という言葉とかけて名付けられた観光列車。
人・街・食・伝統・風習といったいろいろな思いを繋ぎ、たくさんの瀬戸内の魅力を感じる列車というコンセプトのもと、瀬戸内海の青と波の白を基調とした洗練されたデザインの列車が瀬戸内海沿岸を走ります。
沿線観光マップやオーディオガイドなどもあり、列車の中からその土地の魅力を存分に堪能できます。
あめつち
「天地(あめつち)の初発(はじめ)のとき」という古事記の書き出しから名付けられた観光列車・あめつち。
鳥取県から出雲市駅を結ぶルートと木次駅を経由するルートのふたつがあり、神話の時代から続く長い歴史や文化が深く息づく山陰地方を、「ネイティブ・ジャパニーズ」というコンセプトで走ります。
車内で楽しめる魅力的なグルメはもちろん、山陰の美しい自然や日本刀をイメージしたという紺碧の美しい外観や、沿線の特産品である智頭杉や黒松、石州瓦、因州和紙などを使用した内装など、美しい山陰の旅を演出してくれる落ち着いた雰囲気の車両デザインも素敵です。
サンライズ出雲
東京駅から出雲市駅を結ぶ寝台列車。
東京方面から山陰方面へ定期運行されている唯一の寝台列車です。
6種類の座席があり、予算やこだわりに応じて選ぶことが出来るのも魅力的。
車内にはシャワールームも完備されており、快適に列車の旅を楽しむことができます。
類似の観光列車として、岡山駅を経由して四国方面へと向かう「サンライズ瀬戸」もあります。
SLやまぐち号
新山口駅から津和野駅までを走る蒸気機関車。
「貴婦人」の愛称で親しまれているC57形と、機関車の代名詞ともいえる「デゴイチ」の名で呼ばれるD51形の2種類の車両が運行しており、旧型車両の雰囲気を残したレトロな車内で、快適なSLの旅を楽しむことができます。
売店がある3号車には蒸気機関の仕組みや歴史に関する展示を見ることもでき、ファンにはたまらない列車になっています。
沿線から田園風景の中を走るSLの姿を撮影するのもおすすめです。
まとめ
山陰・山陽地方のおすすめ観光列車についてご紹介しました。
飛行機や新幹線とはまた違ったゆったりとした旅を楽しむことができる観光列車。
山陰・山陽地方にはご紹介した観光列車以外にも、地元の特産品やそこにゆかりのある漫画家にちなんだラッピング列車もたくさん走っていますので、ぜひそちらにも乗車してみてください。