車を使えば鳥取砂丘からのアクセスにも優れた浦富海岸。
透明度の高い「岩美ブルー」の美しい海と奇岩、青々とした緑が織りなす絶景が広がる、山陰地方屈指の景勝地です。
15キロメートルにもわたって続く海岸には、見どころが満載。
海岸から眺める海はもちろん、遊覧船に乗ってガイドの解説を聞きながら観光するのも楽しいですね。
本記事では、浦富海岸のおすすめ観光スポットについてご紹介していきたいと思います。
透明度の高い「岩美ブルー」が魅力の景勝地
美しい海が広がる鳥取県を代表する景勝地・浦富海岸。
透明度25メートルと、沖縄にも匹敵する澄んだ美しい海は「岩美ブルー」と呼ばれ、多くの観光客を惹きつけています。
白いか、岩牡蠣、赤がれい、もさえび、松葉がにといった新鮮な日本海の幸を堪能できるのも旅の楽しみのひとつです。
浦富海岸の代表的な景勝地
ここからは、浦富海岸の代表的な景勝地についてご紹介していきたいと思います。
千貫松島
岩の真ん中が穴のように貫通している、少し変わった形状が特徴の海食洞門。
鳥取藩主・池田綱清が「わが庭にこの岩つきの松を移すことができた者に、禄千貫を与えよう。」と言ったことからその名が付いたとされています。
頂きに1本の松の木が生えているのも見どころです。
菜種五島
浦富海岸最大の島である菜種島を先端に、5つの島々が連なる菜種五島。
もとはひとつの岬でしたが、波や風の浸食を受けて離れ離れになり、5つの島となったものとされています。
菜種島にはその名の通り春になると野生の菜の花が咲き誇り、険しい崖で構成されている島にあたたかい彩りを与えてくれます。
菜種を積んで日本海を航海していた北前船が島付近で座礁したあとに花が咲くようになったとも言われているそうです。
城原海岸
菜種五島の南側に広がる海岸。
透き通ったコバルトブルーの海と、粗い粒で構成された砂浜、円石で構成された磯浜、連続する波食棚(はしょくだな)の3種類の浜を観察することができます。
北東部の沖合に浮かぶ疑灰角磯岩でできた黒島や海岸から望む菜種五島など、見どころが満載。
景色を堪能するだけでなく、シュノーケリングやダイビングのスポットとしても人気です。
鴨ヶ磯海岸
小鴨ヶ磯、椿谷、大鴨ヶ磯の3つの浜から構成される鴨ヶ磯。
海に浮かぶ小さな島々ときらきらと輝く石英砂の浜が唯一無二の景色は圧巻。
海辺の植生や鴨などの鳥類を観察することもできます。
西脇海岸
「寝覚めの佳境(ねざめのかきょう)」とも称される美しい景観が広がる海岸。
小羽尾(こばねお)から東浜(ひがしはま)へと続いており、白い砂浜と青々とした松のコントラストが美しい絶景スポットです。
展望台やビーチもあり、少し高い場所から景色を楽しんだり泳いだりすることも可能。
雑誌やテレビなどではあまり取り上げられないので、意外と観光客が少ない穴場スポットです。
陸上洞門
兵庫県との県境付近にあたる陸上(くがみ)美咲に位置する海食洞門。
風や波によって浸食されてできたもので、穴は北西の方角に向いています。
初めての浦富海岸では外せない!島めぐり遊覧船
ここまで浦富海岸の代表的な名所をご紹介してきましたが、東西約15キロメートルにもわたる海岸には多くの絶景スポットがあり、どこから見てまわれば良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで初めて浦富海岸を訪れる方におすすめしたいのが、島めぐり遊覧船。
大谷エリアを出発し、千貫松島、鴨ヶ磯海岸、城原海岸、菜種五島といった代表的な絶景スポットを船でまわることができます。
迫力ある奇岩や透明度の高いコバルトブルーの海を間近で見ることができる大満足のコースで、ガイドを聞きながら陸から見るのとはまた違った絶景を楽しめます。
より迫力を感じたい方は、狭い航路を通る小型船のコースもおすすめ。
トレッキングやカヌーツーリングなど、ダイレクトに自然と触れ合うことができるアクティビティもおすすめです。
夏の夜に灯る漁火
さいごに、岩美町の夏の風物詩である漁火(いさりび)についてご紹介していきたいと思います。
漁火とは、夜間に魚を誘引するため漁船で焚く灯りのこと。
白イカ(ケンサキイカ)が産卵のために岸に寄る初夏から真夏にかけて、浦富海岸ではこの漁火が海を照らし出し、まるで海面が燃えているかのような迫力ある光景を見ることができます。
岩美町の海岸沿い全域で見られる光景ですが、特に陸上エリアの「東浜展望所」など少し高い場所からの眺望がおすすめ。
夏に浦富海岸周辺を訪れる際は、夜の海に灯る幻想的な漁火をぜひご覧ください。
まとめ
浦富海岸のおすすめ観光スポットについてご紹介しました。
澄んだ「岩美ブルー」と青々とした松や奇岩とのコントラストが美しい浦富海岸。
山陰の中でも特に人気の高いビュースポットで、迫力ある絶景と新鮮な日本海の幸が堪能できる人気の観光スポットです。
鳥取砂丘など著名な観光スポットからも近いので、鳥取県を訪れる際はぜひ足を運んでみてください。