桃太郎伝説の関連スポットをはじめ、古代ロマンに触れることができる岡山県の吉備路エリア。
岡山市街地からのアクセスも良く、定番の観光スポットとなっています。
本記事では、吉備路エリアのおすすめ観光スポットについてご紹介していきたいと思います。
桃太郎伝説と深い関わりを持つまち
岡山市街地の西側に位置する吉備路エリア。
桃太郎伝説のモデルとなった伝承が残るエリアで、その関連スポットを中心に歴史ロマンを堪能できる場所がたくさんあります。
吉備路エリアのおすすめ観光スポット
ここからは、吉備路エリアのおすすめ観光スポットについてそれぞれ見ていきたいと思います。
吉備津神社
桃太郎伝説のもととなったとされる吉備津彦命と温羅に関する伝説が残されている神社。
吉備国総鎮守であり、県内有数の歴史と規模を誇ります。
現在の本殿と拝殿は室町幕府3代将軍・足利義満が勅命により再建したもので、「比翼入母屋造り」という室町時代を代表する建築であり、唯一無二の「吉備津造り」という造りであることから、国宝に指定されている貴重な建物です。
「鳴釜神事」という釜が鳴る音によって吉凶を占う神事が広く知られているほか、矢置岩や御竈殿といった鬼退治にまつわるものも見ることができます。
吉備津彦神社
吉備津神社と同じく桃太郎のモデルとなった吉備津彦命をお祀りする神社。
荘厳でありながらも端然とした佇まいの神社建築で、周囲の自然に溶け込むような静かで厳かな佇まいが感じられます。
神様が降りてくる「吉備の中山」として知られる岡山県有数のパワースポット。
夏至の日に鳥居の正面から朝日が昇る「朝日の宮」としても有名です。
備中国分寺
名前の通り、奈良時代に聖武天皇によって全国に建立された国分寺のひとつ。
現在の建物は江戸時代に再建されたもので、特に重要文化財にも指定されている五重塔は有名。
岡山県内では唯一の五重塔です。
菜の花やレンゲ、ひまわりといった季節の花々が咲き誇るのどかな田園風景とその奥にそびえる五重塔とのコントラストはぜひとも写真に収めたい風景。
近年はサイクリングスポットとしても人気です。
最上稲荷
日本三大稲荷のひとつとして数えられることもある最上(さいじょう)稲荷。
大きな朱色の鳥居を持つ稲荷神社でありながら正式には「最上稲荷山妙教寺」という名のお寺で、神仏習合が未だ強く残っている非常に貴重な場所となっています。
家内安全、商売繁盛、開運などのご利益があるほか、縁切り・縁結び両方の神様をお祀りしている珍しい神社。
新たな良縁を求めて全国から多くの参拝客が訪れるそうです。
総社宮
平安時代に国府周辺に造られた総社のひとつ。
美しく整えられた境内や長い廊下を写す池の水面などが見どころです。
拝殿には非常に多くの絵馬が奉納されており、円山応挙や大原呑舟らの絵馬も奉納されていることで知られています。
鬼城山(鬼ノ城)
桃太郎伝説のモデルとなった伝承の中で、悪事を働く鬼として人々から恐れられていた温羅が根城としていたとされている鬼城山。
歴史書などの記述は見つかっていませんが、大和朝廷が国防のために築いた古代山城であるとされています。
現在は史跡調査が進み、角楼跡や城門跡などが見学できるよう整備や復元が進んでいます。
貴重な古代山城の遺構であることはもちろん、山頂から見下ろす大パノラマも魅力のひとつです。
山頂の手前にある「総社市鬼ノ城ビジターセンター」では遺跡の発掘の様子や復元の過程などが紹介されていますので、あわせて訪れてみてください。
楯築遺跡
国内最大級の規模を誇る弥生墳丘墓。
円丘部の頂上にある5つの巨石が特徴的であり、土器のかけらが多く出土しています。
桃太郎伝説のモデルとなった伝承において、文字通り吉備津彦命が温羅の矢を防ぐための楯として築いたとされる巨石です。
矢喰宮(矢喰岩)
吉備津彦命が放った矢と温羅が投げた岩が空中でぶつかり合い、落ちていったとされる谷に当たる矢喰宮。
温羅についても謎は多く、伝承では悪い鬼とされている一方で、地元の民衆からは朝鮮半島から優れた技術をもたらした「吉備冠者(きびのかじゃ)」として親しまれていたとも言われています。
備中高松城跡
豊臣秀吉が中国地方を攻略している際にあたりの地形やその当時の気象条件などを利用して、いわゆる水攻めを行ったお城として知られている備中高松城。
織田信長が本能寺で討たれたという訃報を秀吉が聞いたのもこの地であると言われています。
国内でもこのお城を含め水攻めの事例はいくつかありますが、備中高松城はその中でも特に成功した事例であるそうです。
まとめ
吉備路エリアのおすすめ観光スポットについてご紹介しました。
桃太郎伝説に関連するスポットを中心に、古代ロマンを感じることができる場所が多い吉備路エリア。
それ以外にも歴史ある神社仏閣や古戦場跡、城跡などがあり、歴史好きにはたまらないエリアとなっています。
岡山市街地からもそれほど離れていないので、岡山観光の際はぜひ立ち寄ってみてください。