都心からのアクセスも良く、多くの観光客が訪れる江ノ島。
江ノ島電鉄、JR線、小田急線、湘南モノレールなどで簡単にアクセスできるため、気軽に島を観光することができます。
「江ノ島岩屋」や「稚児ヶ淵」などの自然の息吹を感じられるような絶景スポットや、仲見世通りでの食べ歩きも楽しい江島神社まで、魅力的な観光スポットが盛りだくさん。
家族で、友達で、カップルで、さまざまな楽しみ方ができる人気の観光地です。
本記事では、江ノ島の定番観光スポットについてご紹介していきたいと思います。
アクセス抜群の人気観光スポット
対岸まで橋で繋がっており、潮風や青空とともに、海辺の解放的な雰囲気を感じられる江ノ島。
江ノ島の対岸までは都内から電車で1時間ほどという抜群のアクセスの良さもあって、週末には多くの観光客が訪れます。
島内だけでなく、対岸の観光スポットも充実。
島内にはリゾートホテルや旅館がいくつかあるので、宿泊してゆったりとリゾート気分を味わうこともできます。
近隣には同じく人気観光地である鎌倉があるので、何泊か滞在して両方を観光するのも良いですね。
江ノ島電鉄(江ノ電)
緑色を基調としてベージュのラインが入ったレトロでかわいらしい車両が目印の江ノ島電鉄、通称江ノ電。
江ノ島や鎌倉を観光する際には欠かせない交通機関であり、まちのシンボルになっています。
車両ももちろん素敵なのですが、沿線や車窓の風景も魅力的。
車窓からは青く輝く海面が見え、海沿いを走る江ノ電は非常に絵になります。
なかでも、踏切越しに海が見える「鎌倉高校前駅」は多くの観光客が押し寄せる人気のフォトスポット。
有名なアニメ映画のワンシーンにも使われたことから、外国人観光客も多く訪れます。
江ノ電沿線にはほかにも思わず写真を撮りたくなるようなエモーショナルな場所がたくさん。
周囲の安全を確かめながら、江ノ電沿線のまち歩きや写真撮影を楽しむのも江ノ島観光の醍醐味です。
江ノ島の定番観光スポット
ここからは、江ノ島の定番観光スポットについてそれぞれ見ていきたいと思います。
江島神社
まずは江ノ島観光のメインともいえる江島神社から。
北条時政が子孫繁栄を祈願するために江ノ島岩屋へ参籠したところ、満願の夜に弁財天が現れ、時政に3枚の鱗を渡し、大蛇となって海へと消えたという伝説があります。
正三角形を3つ積み上げたような北条家の家紋である「三つ鱗」は、この伝説が由来であると言われています。
江島神社は、広島県の宮島、滋賀県の竹生島とともに、「日本三大弁財天」と称されることもある由緒ある神社。
弁財天以外にも、奥津宮の多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)、中津宮の市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)、辺津宮の田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)の三姉妹の神様をお祀りしています。
海や水を司る神様で、幸福や財宝をもたらし、芸道上達にご利益があるとされ、江戸時代ごろから広く信仰されてきた神社です。
弁財天仲見世通り
対岸から弁天橋を渡り、江ノ島に入ってすぐに見えてくる仲見世通り。
たこせんべいやおまんじゅう、お団子など、食べ歩きにぴったりなおやつが並んでいます。
レトロで、どこかノスタルジックな通りの雰囲気も素敵です。
ここを抜けると江島神社が見えてきます。
江ノ島岩屋
先ほども少し触れた江の島岩屋は、江ノ島の信仰と深い関わりのある洞窟。
北条氏の伝説だけでなく、源頼朝も祈願したと伝わっており、竜神伝説の起源にもなっています。
ひんやりとした内部には神秘的な空間が広がっており、弘法大師など名だたる僧侶も修業したと言われている江ノ島屈指のパワースポットです。
稚児ヶ淵
江ノ島の西南端、岩屋の周辺にある稚児ヶ淵。
隆起と海蝕によって生み出された、江ノ島らしい雰囲気を感じることができる島内屈指の絶景スポットで、波の向こうには富士山が見えます。
「稚児ヶ淵」という名前は、白菊という稚児がここから身投げしたことに由来するそうです。
特に夕日が美しい場所として知られており、日が沈むころには多くの観光客が訪れます。
新江ノ島水族館
小田急線の片瀬江ノ島駅からすぐの場所にある水族館。
江ノ島が浮かぶ相模湾や、太平洋に生息する海の生き物たちが飼育・展示されています。
ウミガメやペンギンたちとの触れ合い、イルカショーなど、親子で楽しめる体験も充実。
特に、ドーム型の「クラゲファンタジーホール」という展示空間では、「クラゲプラネット~海月の惑星~」という球形の水槽を中心に、幻想的なクラゲたちの世界に没入することができる空間になっています。
親子連れからカップルまで、幅広く楽しむことができる水族館です。
まとめ
江ノ島の定番観光スポットについてご紹介しました。
都内からのアクセスも良く、絶景が広がる江ノ島は、何度来ても新鮮な驚きであふれています。
次のお休みは江ノ島へ旅してみませんか。