和洋の文化が融合した山陰の小京都!津和野の歴史・見どころ

和洋の文化が融合した山陰の小京都 津和野の歴史・見どころ

「山陰の小京都」とも呼ばれ風情ある城下町の情景を楽しむことが出来る津和野。
歴史ある建物が並ぶ和風のまち並みと美しい教会が融合する独特な景観が有名。

森鴎外や西周といった著名人を輩出したまちとしても知られています。

本記事では、津和野の歴史や見どころについてご紹介していきたいと思います。

森鴎外ゆかりの城下町

津和野城を中心に、城下町として栄えた津和野。
高津川水系に沿って築かれたまちは周囲を山々に囲まれ、豊かな自然の中に「山陰の小京都」と呼ばれるほどの華やかな文化が育まれました。

特に14代当主・亀井茲常の依頼により栗本里治が制作した「津和野百景図」には、津和野城や周囲の美しい風景などが描かれており、当時のまちの賑わいがうかがえます。

「津和野百景」に描かれたのは、ちょうど西周や森鴎外といった後にさまざまな分野で活躍する若者たちが藩校「養老館」で学んでいた幕末の時代。
森鴎外の著作「ヰタ・セクスアリス」には当時のまち並みや藩校までの通学時に見える風景、お祭りの様子などが活き活きと描かれています。

彼らが見聞きした風景や行事のうち半分ほどは今なお津和野のまちに残されており、徒歩や自転車などで散策すればまるでタイムスリップしたかのような感覚になれます。

昔から変わらない自然や人々の生活に触れてみませんか。

津和野の見どころ

ここからは、津和野の見どころについてそれぞれご紹介していきたいと思います。

殿町通り・本町通り

伝統的な建物や細い路地などが残る殿町通り。
通り沿いを流れる掘割には約400匹もの錦鯉が悠々と泳いでおり、「山陰の小京都」とも呼ばれる風情あるまち並みを華やかに彩っています。

周辺には教会や藩校跡もあり、まさに津和野のメインストリートとして多くの観光客が訪れる場所です。

一方、本町通は商家を中心に栄えてきた通り。
創業100年以上続く老舗が軒を連ね、地元の特産品や伝統工芸品を取り扱うお店も多くあります。

観光客だけでなく、地元の方々も買い物に訪れるのだとか。

どちらの通りも津和野の歴史や文化に深く触れることができる人気のスポットです。

津和野カトリック教会

江戸時代の伝統的なまち並みが広がる殿町通りの中でも特に異彩を放っているのが津和野カトリック教会。

長崎から連れてこられ、乙女峠で殉教した潜伏キリシタンを偲んで建てられた教会で、色鮮やかなステンドグラスの光が畳敷きの床に降り注ぐ和洋折衷な礼拝堂は見どころです。

藩校養老館跡

天明年間に8代藩主・亀井矩賢が創建した藩校。
現在は剣術教場、槍術道場、御書物蔵の3棟が残されています。

館内には武道場や藩主の間などが復元されているほか、養老館ゆかりの人物について紹介されたパネルもあります。

太鼓谷稲成神社

約1000本もの朱色の鳥居が並んでいる光景が印象的な太鼓谷稲成神社。
7代藩主・亀井矩貞が京都の伏見稲荷大社から勧進したとされており、東北の竹駒稲荷、関東の笠間稲荷、近畿の伏見稲荷、九州の祐徳稲荷とともに日本五大稲荷のひとつに数えられることも。

願望成就にあやかって、この神社では「稲荷」ではなく「稲成」と表記するそうです。

津和野城跡

標高362メートルほどの霊亀山に築かれた中世山城。
貞享年間に起きた落雷で建物のほとんどを焼失してしまいましたが、石垣などの遺構はほとんど完全な状態で残されています。

城が霧に包まれる幻想的な風景が有名なほか、秋には美しく色づいた紅葉を鑑賞するのもおすすめ。
太皷谷稲成神社の参道からリフトに乗り、さらに20分ほど登った先にある頂上付近では、周囲の山や川、津和野のまちを一望できます。

森鴎外記念館・旧宅

津和野にゆかりのある作家・森鴎外。
「舞姫」など数多くの名作を世に送り出しており、代表作のひとつである「ヰタ・セクスアリス」には津和野のまち並みについても描写があります。

生誕地にある記念館・旧宅には直筆の原稿などの貴重な資料が展示されており、ファンにはたまらない場所になっています。

堀庭園

殿町通りや本町通とは少し離れた山間部の畑迫(はたがさこ)地区にある堀家の旧宅。

堀家は「銅山王」の異名を持つ豪商で、周囲の山々を借景に美しい景観が広がる庭園や、堀家が創設した病院跡を利用した「医食の学び舎 旧畑迫病院」など、見どころ満載。

館内には「医食同源」をテーマにしたレストラン「糧」も併設されており、お食事も楽しめます。

安野光雅美術館

津和野出身の画家である安野光雅の作品を収蔵する美術館。

絵本、風景画、エッセイなど幅広い分野で活躍する作家で、館内には展示室のほか、昭和初期の教室を再現した「昔の教室」、図書館、ミュージアムショップなども併設されており、安野氏の作品の世界観を体感できる施設になっています。

まとめ

津和野の歴史や見どころについてご紹介しました。

風情ある城下町の情景が色濃く残る津和野。
森鴎外や西周も過ごした「山陰の小京都」のまち並みや周囲の豊かな自然は美しく、ゆったりとした時間の流れを感じることができます。

最寄り駅である津和野駅には新山口駅からSLも走っているので、ぜひあわせて観光してみてください。

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